2002年07月31日 : 報告します。

 5月から日記には忙しい、忙しい、貧乏暇ナシ、とい書いてきましたが、あっという間に8月になってしまいました。7月のコーナーには一つも書いてありません。で、その間何をしてたか、僕をご存知の方は知っているかと思いますが、一応簡単にご報告させていただきます。

 まず、6月は新しく別のヴィザに変更するための準備に追われていました。今まではF-1ヴィザ、つまり学生ヴィザだったんですけど、今回O-1ヴィザ、つまりスペシャリストヴィザ(通称アーチストヴィザ)取得というのが目標でした。具体的にどんな手続きをふむかというと、まず弁護士(たいていはO-1ヴィザのみ扱っている)に会って話しを聞き、自分の過去の演奏歴を証明するものを集める。例えば自分が行ったライブやコンサートのチラシ、自分のことが紹介されている雑誌や新聞などのメディア、今までに録音したCD,レコードなど。それから推薦状を何通か。これは大物ミュージシャンやレコードプロデューサーなど音楽関係に書いてもらい、自分がいかに卓越した技能を持つミュージシャンか、ということをアピールする。あとはスポンサーのサイン。スポンサーといっても音楽事務所なら言う事ないけど個人のプレイヤーで今後自分を雇う予定のあるミュージシャンならだいたいよかったりする。そしてそれらを弁護士にチェックしてもらい、INS(移民帰化局)に提出、審査してもらって承認されると(提出してから承認されるまでにだいたい3ヶ月はかかる)I-797という書類をもらい、それを日本にあるアメリカ大使館、もしくは領事館にパスポートと共に提出、審査してもらい、パスポートにヴィザスタンプが貼られてめでたく取得、という具合。僕が頼んだ弁護士は必ず取れる、と言う評判らしいのですが、イマイチ仕事がのろく、ちょっといいいかげんなところがあるのがたまにきず。

 ということでいろんな事情により、スピード発行してもらうことになった僕は急遽6月の終わりに日本に帰ることになりました。折りしもワールドカップ真っ只中だったので飛行機がすごい混んでいました。本来ならI-797という書類を受け取ってから帰国の予定だったのに弁護士の手違いでそれを受け取れずに帰国ということになってしまい、一気に不安のどん底になりました。弁護士が後から日本に速達で送る、ということになりましたが、2週間経っても送ってきません。どうやらテロ以降、外国人に対するヴィザ発行での審査が厳しくなってるようで予定が大幅に狂いました。結局1ヶ月も滞在してしまいましたが、名古屋のミュージシャンのあたたかいご好意により、ライブもいくつかやらせてもらったり、ちょうど夏休みに入ったこともあり、久し振りに納涼祭り、花火など日本の夏を満喫できたので、あながち悪くもなかったかな、という感じです。

 

ヴィザも無事所得できたので、これからまたニューヨークで新たなスタートをきることになりました。ミュージシャンとして合法的に働けるということなのですが、それで仕事が保障されるということではないのでますますがんばらないと。以上報告でした。


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